学園長あいさつ |
幼い子どもの吸収力は「吸い取り紙」に例えられます。目を見張るスピードですべてのもの吸収し、日々たくましく成長していきます。好奇心と運動意欲にあふれたこの素晴らしい時期をどのように過ごすかは、その子の一生を左右するくらい重要なこと。豊かな環境を用意してあげるのが大人の努めとなります。
どの子も光る個性を必ず持っています。運動が得意な子。音感に長けた子。ただしそれは、放っておいて育つものではありません。「経験を与え」「繰り返す」ことで芽が出て、花が咲くのです。城北幼稚園では、とびばこ・てつぼう・ジャングルジムのサーキットを毎朝・夕こなし、教室では俳句に百マスそろばん、駅名の唱和などを目標にしています。一つひとつはできなくて結構なのです。繰り返すことで、必ずできる日が訪れます。それが達成感となって自信に繋がるのです。
鼓笛隊の演奏とドリル演技は園の自慢のひとつ。少々難しい課題も段階を踏みながら毎日与えれば、子どもはそれに応えてくれます。
つまりはそれが成長なのです。
学校法人衣笠学園
学園長 笹瀬文枝